2024年セルビアツアー動画公開しました
- Tatara Toki
- 2月28日
- 読了時間: 2分
更新日:5月14日
昨年12月のセルビアツアーの模様が動画で公開されました。
ツアーに同行された鈴木亮さん(カメラ&監督)の撮影作品です。
トリオ縁(en)というユニットで、5つの都市を周りました。
篠笛、アコーディオン、ヴァイオリンの組み合わせです。
なかなか珍しいでしょう?
日本の竹笛で奏でるセルビアのメロディがどんな風に受け取られたのか、
訛って聴こえたかもしれません。
けれども、演奏者がセルビアの美しい旋律に心が震えるような想いで奏でているとき、そこに国や民族の違いはないだろうとも思います。
実際、どの会場でも、とても暖かな歓迎の雰囲気で客席は満たされていました。
動画の終わりのあたりには、バリリ女声合唱団の歌う日本の「ふるさと」が流れます。
彼女たちは日本語は話せませんが、歌う歌詞の日本語の美しさ、歌が描く情景、郷愁は、私たち日本人が感じるものと同じ、むしろ一層引き立てて感じさせてくれるほどの演奏ではないでしょうか。
ちょうど14年前、東日本大震災の当日、
セルビア大統領が日本を訪れていらして、この未曾有の震災を目の当たりにされました。
そして震災のわずか1週間後にはセルビア国内を走る高速道路沿いに、
日本を応援しようという旗が立ち並んだそうです。
セルビアが大きな支援をくださったこと、ご存知の方も多いかもしれません。
実はお恥ずかしいことに、私はセルビアに行くまで、
セルビアがどこに位置するかも知りませんでした。
訪れてみると、日本からきた、というだけで、街の人々が、尊敬している国だと口々に褒め称えてくださり、驚きました。
北海道と同じくらいの大きさしかない小さな国が、こんなに支援をくださったこと、今更ながら有難く心に沁みる想いでした。
バリリ女声合唱団は、震災で傷ついた日本を想って、「ふるさと」を何度も何度も歌ってくださっていたそうです。
ぜひ、皆様にもバリリの歌うふるさとを聴いていただきたいと思います。
美しき青きドナウ川や、セルビアの街並みと音楽によるセルビアツアー、
楽しんでいただけたら、幸いです。
こちらの鈴木さんのYouTubeチャンネルからぜひご覧ください。
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